手芸専門店「クラフトハートトーカイ」を全国展開し、「クラフトワールド」、「クラフトパーク」、「クラフトループ」、「サントレーム」等も運営する藤久から株主優待が届きました。
藤久の株主優待内容
藤久の優待は「クラフトハートトーカイ」、「クラフトワールド」、「クラフトパーク」、「クラフトループ」、「サントレーム」で利用できる株主優待券です。
100株以上の株主である場合、6月末と12月末に権利日がありそれぞれ2,500円、年間で5,000円の株主優待券がもらえます。
実際に届いた藤久の株主優待
届いた富士急の優待がこちら。
封筒を開けると中にはトーカイ等で使える500円優待券が5枚、計2,500円分入っています。
これが年間2回ももらえるので、年5,000円分の優待券がもらえます。
有効期限は半年となっているので注意が必要です。
優待券のみでの利用の場合、釣り銭は出ないのでご注意を。
僕の場合、装具作りでトーカイをよく利用しているので購入したというのもあります。
藤久の投資指標
この記事を書いている2020年10月5日時点の株価は943円。
時価総額は116億円。
自己資本比率は61.5%で有利子負債0です。
主な投資指標はこちら。
予想PERは19.32倍。
実績PBRは1.31倍。
配当利回りは2.65%(1株25円で計算)。
100株あたりの優待利回りは5.30%(1株50円で計算)。
100株あたりの総合利回りは7.95%(25円+50円)。
こうしてみると、めちゃくちゃ優待利回りが高いですね。
以前、藤久は赤字で無配時期もあったのですが、コロナウィルス感染症による自粛期間中の手芸需要(マスク手づくりなど)により、業績も急改善し、配当も復活し、総合利回りも8%近くとかなり高くなっています。
藤久は20/09/29に株価が1,900円付近で1:2の株式分割が行われたのですが、分割後も100株に対しての優待で価格も据え置かれたので、優待利回りが爆増しました。
藤久雑感
藤久はここ最近は、赤字続きで経営の建て直し中でした。
ところが、降って湧いたコロナウィルス感染症により、緊急事態宣言が発令されたかことから巣ごもり生活となりました。
これにより、
マスクが購入できないから、自分で素材を買って作るか
暇なので手芸でもやるか
なんて人が急増したことにより、業績は鬼のV字回復。
コロナが流行り始めの2020年1月~3月期の3Qで一気に黒字転換。
緊急事態宣言中を含む2020年4月~6月の4Qは、さらなる業績拡大となりました。
僕自身この藤久は、月次をチェックしていて、2月・3月のあまりにもの業績の改善ぶりに300円台(分割後価格)で指値を入れていました。
この際、指値をケチったせいで、約定せずその後、株価は爆上がり…。
その後、様子を見ていたのですが、その後の月次も驚異の数字で、我慢できずに購入しました。
その後さらに、好決算が出たことにより株価は堅調なんですが、300円台で買えなかったことを激しく後悔。
やっぱ、「買う!」となったときは、ケチらず成り行きで注文すべきと痛感。
僕は本来、中長期投資なので「株価は大きく上がる」と思って当然買います。
ですので、本来指値で多少安く買うことなんて、誤差の範囲内なのに、ついやっちゃうんですよね…。
この失敗により、「買う!」となった次の日には、基本的に成り行きに近い形で購入することを徹底しています。
その後の藤久の月次も相変わらず爆盛り。
なので、月次がいい限りは、優待目当てで、このまま保有でいいのかなと。
ただ、コロナ禍が終息した際の値動きがやっぱり怖い。ここは、良くも悪くもコロナ禍により業績が良くなったのは間違いないので。
今後、手芸の楽しさを覚えた人が定着してくれるか、それともコロナ禍が終われば業績が逆戻りとなるのか、しっかりと見極める必要があるかもしれません。
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