賃貸物件オーナーや商業施設向けにWi-Fiサービスを提供しているファイバーゲートから株主優待が届きました。
ファイバーゲートの株主優待内容
以前のファイバーゲートの株主優待は、300株保有の株主に対して2,000円のQUOカード進呈でした。
ただ2020年2月14日の株主優待制度変更に関するお知らせにより、優待が「株主優待ポイント」となりました。
300株以上の株主に対して、半年ごとに株主優待ポイントが付与され、特設インターネットサイト(プレミアム優待クラブ)において、食品や、電化製品、ギフト、旅行、体験等と交換できます。
400株以上の株主に対しても、恩恵があるように優待が拡充された形になります。
ファイバーゲートから届いた優待
ファイバーゲートの株主優待は「優待ポイント」に変わりましたが、2020年6月末日時点の優待は、QUOカードで届きます。
で届いたQUOカードの冊子がこちら。
冊子を開くとこんな感じ。
現時点で、ファイバーゲートによる最後のQUOカード優待です。
QUOカードだけだとこんな感じ。
2,000円のQUOカードです。
2020年12月末日権利の株主優待からは、「プレミアム優待クラブの優待ポイント付与」に変わります。
ファイバーゲートの投資指標
この記事を書いた2020年10月6日時点のファイバーゲートの株価は1,977円。
時価総額は407億円。
自己資本比率は38.8%。
主な投資指標はこちら。
予想PERは42.24倍。
実績PBRは14.81倍。
予想配当利回りは0%。
300株保有時の優待利回りは0.84%(25円×2)。総合利回りも同値。
優待MAXの900株保有時の優待利回りは1.68%(150円×2)。総合利回りも同値。
ファイバーゲートは、株数を多く持っている株主がある程度優遇される優待になっています。
加えて、1年以上保有していた場合は、取得ポイントが1.1倍になる長期保有優遇があります。
とはいえ、PER、PBR、配当利回り、総合利回り的にみても、投資指標だけを見た場合、決して割安とは言えないです。
なので、ファイバーゲートは成長性を判断して投資する必要があるかと思います。
ファイバーゲート雑感
ファイバーゲートは、とりあえず2020年6月末日のQUOカード入手を目指し、エントリーしました。
優待権利を獲得後、株価が大きく下げたので、優待MAXになるまで買い増しを行いました。
その後さらに大きく下げたので、もう少し待っていればより安く購入できたのですが、こればっかりはわからんのでどうしようもない。
僕はどちらかというと、バリュー株投資を主に行っているので、こういった株は普段あまり投資しません。
ただ、コロナウィルス感染症後の世界で、ネット環境がより重要視されるのは間違いなく、ファイバーゲートのような「商業施設や集合住宅向けWi-Fiサービス」はことさら重要視されると考え投資。
あと、これまでの成長実績を鑑みて、PER40倍は安いと判断。
実際、コロナによる緊急事態宣言中を含む2020年4月~6月の4Qでは非常に良い業績となっています。
ただ、今期(2021年6月期)の業績予想が控えめだったこともあり、決算発表後は大きく株価を下げています。
ただ、ファイバーゲート自体、元々保守的に業績予想を出して、上方修正を行うタイプの企業です(※実際そうなるかは分かりません)。
なので僕自身は、2021年6月期の業績予想も、そこまで悪いとは思っておらず、保有継続です。
とりあえず、優待ポイントを貰いつつ、四半期決算を注視したいと思います。
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