家庭用品大手、歯磨きで国内首位級。薬品や機能性食品も手がけている「ライオン」から株主優待が届きました。
ライオンの株主優待内容
ライオンは100株以上保有の株主に対して、以下のような自社製品が送られてきます。
権利確定月は12月です。
実際に届いた株主優待
で、届いた株主優待がこちら。
箱から中身を全部取り出すとこんな感じ。
2,500円相当のライオンの自社製品になっています。
内訳がこちら。
個別の製品
個別に一つ一つ見ていきます。
ソフランアロマリッチベル
新製品の柔軟剤です。
チャーミーマジカ 速乾+
除菌作用もある食器用洗剤です。
システマハグキプラス
歯ぐきを活性化して歯周病を防ぐ歯磨き粉。
ミガコット
オフィスなどで使えるオーラルケアセットです。
ハダカラボディソープ
フローラルブーケの香りのボディソープです。
トップスーパーナノックス
5大汚れを綺麗に落とす洗濯用洗剤です。
全てをネット販売で購入すると
これら全てをネットで購入するとして値段を調べてみたのですが、概算で3,000円強はしました。
なので、優待は「2,500円分の自社商品」と書かれていましたが、実際買うとなるとそれ以上の値段になると思います。
ライオンの投資指標
2021年3月8日時点の投資指標はこちら。
- 株価:2,134円
- 時価総額:6,388億円
- 自己資本比率:53.2%
- 予想PER:29.5倍
- 実績PBR:2.68倍
- 予想配当利回り:1.12%(24円)
- 予想配当性向:33.22%
- 優待利回り(100株):1.17%(25円)
- 総合利回り(100株):2.30%(24円+25円)
指標的に見れば少し割高のようにも感じます。とはいえ、ライオンは人気があるので、過去のPERを平均すると大体29倍くらいではある。
セグメント構成はこちら。
売上の56.2%が一般的な消費財。ただ、海外でも23.3%の売上があります。産業用が12.6%。
ライオン雑感
ライオン指標的には高いとは思っていたものの、優待はどうしても欲しくて、2020年12月期第2四半期決算を受けて株価が大きく下がっているところで、こらえきれずナイフを掴んじゃったんですよね。
株価自体は、その後回復して2020年12月権利日には買い値より上まで上がったものの、権利日翌日からダダ下がりです。
ライオンの優待は人気があるので、権利日以降大きく下げるのは予測していたのですが、ここまで下げるとは思ってなかった。
その上、結構巣ごもり銘柄でもあったから、その需要が一段落すると思われる2021年12月の業績予想も30%の減益予想。これにより、さらに株価を下げました。
典型的な優待目当ての失敗投資。
とはいえ、ライオンはディフェンシブな銘柄でボラティリティーも少ないですし、優待目的で最小単位持っていたとしても問題ないかなと。
だって、ライオンの優待は生活上で結構役に立つんだもの。
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