投資銀行事業を中核とし、不動産の自己勘定投資と私募ファンドを運用している「ファーストブラザーズ」から、優待が届きました。
ファーストブラザーズの優待内容
2020年11月期の優待内容がこちら。
僕は100株だけの保有だったので、1,000円分のQUOカードです。
優待内容の変更
ただし、QUOカード優待は本年までで、来年からファーストブラザーズは「優待ポイントクラブ」に移行します。
これまでのQUOカード優待が
以下のようなプレミアムポイント優待に変わります。
これまで、100株保有していればQUOカード優待がもらえていたのに対し、新しい優待では3000株以上持っていないと株主優待がもらえません。
少数株主にとって、これは改悪といっていいでしょう。
ちなみに500株以上を1年以上保有し続けていれば、以下のような優待をもらうこともできます。
ただ、これも「500株以上が必要」という事と「1年縛り」があることから、改悪と言っても良いでしょう。
とはいえ、持ち株数に応じてポイント配分が平等になのは良いことだと思います。
届いた株主優待
というわけで、今年が最後となったQUOカード優待が届きました。
台紙はかなりカッコイイ。
台紙をパカッと開くと、こんな感じ。
QUOカードはこんな感じのオリジナルデザイン。
シンプルで良いデザインです。
これを来年ももらいたかった。
ファーストブラザーズの投資指標
この記事を書いた2021年2月16日の終値が994円。
- 時価総額:144億円
- 自己資本比率:24.7%
- 予想PER:5.5倍
- 実績PBR:0.76倍
- 予想配当利回り:2.72%(27円)
- 予想配当性向:14.85%
- 優待利回り(100株):1.0%(10円:QUOカードの場合)
- 総合利回り(100株):3.72%(27円+10円)
指標的にもかなり割安。
僕の購入時は、100株あたりの総合利回りで4.3%もあったので、さらに割安感はありました(※このとき優待変更は既に発表されていた)。
ただ来年、1年未満保有で優待をもらうなら、3000株以上持っていないと「プレミアム優待ポイント」がもらえないので、総合利回りはかなり低下します。
ファーストブラザーズ雑感
先程も書きましたが、ファーストブラザーズを購入した際は、指標的にもかなり割安でしたし、総合利回りが4.3%もあったので保有することにしました。
来年以降はQUOカードはもらえませんが、多少の含み益もありますし、今季は増配もある意味かなりの強気予想だったので、とりあえず保有で問題ないかなと思います。
持ち株数も少数なので、未達だったとしても下がる金額もたかが知れている。
セグメント構成はこちら。
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