卵加工品、水産練り製品など業務用食材が主力の「あじかん」から株主優待が届きました。
あじかんの優待内容
優待内容がこちら。
- 100株以上:1,000円相当の自社商品
- 500株以上:2,000円相当の自社商品
- 1000株以上:3,000円相当の自社商品
その他に、100株以上の株主に対して、12月上旬にカレンダーが届いたり、季節ごとに広報誌が届きます。
優待権利日は3月末。
僕は、100株だけ保有。
届いた株主優待
実際に届いた株主優待がこちら。
中にはこんな、あじかんのパッケージが入っていました。
開くとこんな感じ。
中には「ごぼう茶」と「ごぼう茶ミルク」が入っていました。
市場価格で大体1,770円の商品でした(2021年5月25日時点)。
あじかんの直近の四季報に「自社企画品やゴボウ茶事業強化」と書かれているだけあって、ほんと「ごぼう茶」押しなんですね。
今回の優待の詳細はこちら。
あじかんの投資指標
2021年5月24日時点での投資指標はこちら。
- 株価:825円
- 時価総額:64億円
- 自己資本比率:55.7%
- 予想PER:41.9倍
- 実績PBR:0.47倍
- ミックス係数:19.7
- 予想配当利回り:1.82%(15円)
- 予想配当性向:76.10%
- 優待利回り(100株):2.06%(17円)※市場販売価格で計算
- 総合利回り(100株):3.88%(15円+17円)
2022年3月期の業績予想の悪さ(76%減益)から、予想PERや、配当性向が高くなっています。
減益理由がこちら。
当社主要原材料である鶏卵が、鳥インフルエンザの影響から過去に例を見ない水準で需給が逼迫しており、当面相場の高騰が継続することが予想されております。売価の改定に加えて、経費・投資の執行マネジメント強化を行ってまいりますが、厳しい業績となることが予想されます。
2021年3月期 決算短信より
鶏卵相場が安定すれば、多少利益の改善はあるかもしれません。
セグメント構成はこちら。
ヘルスフードの利益率はいいですね。だからこそ「ごぼう茶」等に力を入れているのかもしれません。
決算にも以下のように書かれてました。
次期、2022年3月期につきましては、引き続き、つくば工場の稼働拡大を推進するとともに、成長性の高い業態を標的とした商品開発、業務用食品・海外事業の売上回復、ヘルスフード事業のさらなる拡大を図る予定であります。
2021年3月期 決算短信より
あじかん雑感
あじかんは完全に優待を取りにいった感じ(ごぼう茶とは思ってなかったんだけど…)。
ただ結局は、配当と優待をもらってトントンといった感じ。
とはいえ、100株程度であれば特に問題もなさそうなので、当分放置で問題ないように思います。
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