岡山発祥の食品ディスカウントストアで、ショッピングセンター向け複合大型店「ラ・ムー」や、単独店「ディオ」を展開 している大黒天物産から優待が届きました。
大黒天物産の株主優待内容
大黒天物産の優待内容はこちら。

- 100株以上:2,000円相当の大粒ピオーネ
- 500株以上:3,000円相当の大粒ピオーネ
- 1,000株以上:5,000円相当の大粒ピオーネ
- 10,000株以上:10,000円相当の大粒ピオーネ等
2020年5月期の優待は、岡山県名産の「大粒ピオーネ」でした。
僕は100株しか持っていないので、2,000円相当のピオーネになります。
実際に届いた株主優待
実際に届いた大粒ピオーネの箱がこちら。
チルドパックで届きました。
中に入っていた、優待案内はこちら。
100株保有の場合、ピオーネ一房。
この一房で2,000円相当となるので、結構な高級品です。
とにかく一粒が大きい。直径2~3センチぐらいはある。
この「大粒ピオーネ」は種無しなので、手軽に食べられます。
実際に食べてみたんですが、粒が大きすぎて口を大きく開けないと入りません。
一粒を口の中に入れたときの、重量感は結構なインパクト。一粒だけでも「頬張る感」満載。

小さな子供の口には入らないんじゃないか?
と思うくらい。
種無しだったので、僕は粒を皮ごと余すことなく全部いただきました。
そりゃシャインマスカットとかに比べたら、皮は硬いですが、食べられない硬さではありません。
ただ、そうは言っても皮は多少硬いので、子供と老人はやめておいた方が良いと思います。皮をのどに詰まらせるリスクがあるので。
味は文句なく美味しかったです。
こんな株主優待という機会でもなければ、こんな「高級ブドウ」を購入することはないと思うので、良い食体験をいただきました。
満足。
大黒天物産の投資指標
この記事を書いている2020年9月26日時点の株価は6,040円。
時価総額は874億円。
自己資本比率は49.3%。
主な投資指標はこちら。
予想PERは21.96倍。
実績PBRは2.32倍。
予想配当利回りは0.45%(1株27円で計算)。
優待利回りは0.33%(1株20円で計算)。
総合利回りは0.79%。
指標的に割安という感じはないです。
ただ大黒天物産は、ある程度安定的に成長している成長企業という側面があります。
ここ20年は、安定的に売上を伸ばしています。
2020年のコロナ禍を受けて、大黒天物産の成長性はより加速するのではないかと思われます。
なので、その成長性を加味して割安さを判断する必要があるかもしれません。
大黒天物産の雑感
大黒天物産は食品ディスカウントストアなのでコロナウィルス感染症は企業にとっては追い風となりました。
僕自身、毎月月次をチェックしていて、コロナ禍の緊急事態宣言中も業績が絶好調なことから購入しました。

コロナが流行りだした頃の月次を見てみても、明らかに売上が増加しています。
なので以下の理由から、ちょっと遅かったですが購入しました。
- 5月末のフルーツ優待狙い
- 月次を見てもコロナが企業にとっては追い風になっている
- ディスカウントストアという業種自体がこういった渦中には強い
- 近い業種の「食品スーパー」や「食品卸(神戸物産等)」も伸びている
- 2019年12月~2020年2月の3Q業績も8割アップと絶好調
株が上手な人なら、コロナショックの底で購入しているのかもしれませんが、僕は結構遅れたタイミングで押し目買い。
その後の2020年3月~5月の4Q(緊急事態宣言中含む)も経常利益が前年同期比4倍と出たので、そのまま安心して保有しているといった感じです。
2020年9月時点で、まだまだコロナは確定的な収束が見えません。
なので、「コロナの収束が見えるまで」、もしくは「月次業績が好調な間」は、保有で問題ないかなと思っています。
この成長余力でPER20倍そこそこは安いかなと(僕はコロナ禍は2、3年は続くことを想定。実際購入時PERより2020年9月の方が指標的には割安)。
ただ、コロナの収束が見えたとき、株価がどのような反応するかが未知数なので、そこらへんは気をつけてみておく必要があるかもしません。
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